近年、AI技術を用いて専門知識がなくても手軽にホームページを作成できるツールが増えています。
AIツールでは、簡単な質問に答えるだけで、最適なデザインやコンテンツを自動で生成してくれるため、大幅な工数削減にもつなげることができます。
本記事では、おすすめの「AI生成に対応したホームページ制作ツール」をご紹介いたします。ツールでのホームページ制作をご検討されている方はぜひご確認ください。
目次
おすすめのAI対応ホームページ作成ツール
おすすめのAIに対応しているホームページ作成ツールをご紹介します。フリープランや無料トライアル期間が設けられているツールが大半なので、実際に操作感を試したうえで導入するのがおすすめです。
- 料金やサービス概要は、2025年11月時点で公式ホームページに掲載されていた情報を基に紹介しております。
ジンドゥー

https://www.jimdo.com/jp/ai-builder/
| 運営会社 | 株式会社KDDI ウェブコミュニケーションズ Jimdo GmbH |
|---|---|
| フリープラン・トライアルの有無 | フリープラン有 |
| 有償プランの最安月額料金 | 990円~ ※12ヶ月の契約期間 |
| サポート体制 | お問合せフォーム・AIチャット |
▼特徴
・質問に答えるだけで自動でホームページが生成される
・日本語に対応しているため、作業しやすい
・メタ情報の設定やサイトマップなど、基本的なSEO機能が揃っている
Wix

https://ja.wix.com/ai-website-builder
| 運営会社 | Wix.com Ltd. |
|---|---|
| フリープラン・トライアルの有無 | フリープラン有 |
| 有償プランの最安月額料金 | 1,300円~ |
| サポート体制 | チャット・電話 |
▼特徴
・チャット形式でコンテンツを生成
・テンプレートが豊富
・マーケティング、SEO、CRMなどさまざまな機能が搭載されている
AIホームページパック

https://www.onamae.com/campaign/aihppack/
| 運営会社 | GMOインターネット株式会社 |
|---|---|
| フリープラン・トライアルの有無 | 不明 |
| 有償プランの最安月額料金 | 2,596円~ |
| サポート体制 | お問合せフォーム |
▼特徴
・質問に答えるだけで自動でホームページが生成される
・プランに無料独自ドメインが含まれている(適応条件アリ)
・WordPressでの構築に対応
Hocoos AI Website Builder
| 運営会社 | Komibi Inc. |
|---|---|
| フリープラン・トライアルの有無 | 14日間のトライアル有 |
| 有償プランの最安月額料金 | 15ドル~ |
| サポート体制 | チャット・メール |
▼特徴
・8つの質問に答えた後にデザインを選択するだけで大枠が完成
・「Webサイト」「ブログ」「オンラインストア」「ポートフォリオ」それぞれのビルダーが提供されている
・メールマーケティング機能が搭載
・GoogleアナリティクスやMeta広告、Google広告などに接続可能
10Web

https://10web.io/ai-website-builder/
| 運営会社 | TenWeb, Inc. |
|---|---|
| フリープラン・トライアルの有無 | 7日間のトライアル有 |
| 有償プランの最安月額料金 | 20ドル~ |
| サポート体制 | チャット |
▼特徴
・WordPressでの構築に対応
・既存のWebサイトの再構築や複製など、リニューアル時も使いやすい
・WordPressのプラグインやツールの接続にも対応
Readdy
| 運営会社 | INTERACTIVE LINK PTE. LTD |
|---|---|
| フリープラン・トライアルの有無 | フリープラン有 |
| 有償プランの最安月額料金 | 25ドル~ |
| サポート体制 | 不明 |
▼特徴
・チャット形式で指示を出すことで生成が可能
・シンプルさやスピードを重視
・HTMLファイルでのダウンロードや、Figmaへのエクスポートに対応
ツールを選ぶ際のポイント
AI対応のホームページ制作ツールは、近年注目を集めており数も徐々に増えてきています。
ツールを選定する際には、実際に操作したうえで「カスタマイズ性」や「使いやすさ」、「必要な機能が揃っているか」などを確認するようにしましょう。
カスタマイズ性をどこまで求めるか
AIで生成した後に、どこまで人の手を加えられるかはツールによってまちまちです。テキストや画像等の簡単な差し替えのみで問題ないのか、コンテンツの追加やデザインなど細かい部分まで調整を行いたいのかによって、適切なツールが変わってきます。
「どのようなホームページを作成したいのか」をなるべく具体的にイメージしたうえで、検討を行うようにしましょう。また、ツールによっては無料トライアル期間が設けられていたり、フリープランが用意されていたりするので、いくつかのツールを実際に触ってみて確認するのもおすすめです。
日本語に対応しているか
2025年11月時点では、AIに対応しているホームページ制作ツールは海外製が大半で、日本語への対応状況も多くはありません。海外製のツールで日本語に未対応の場合、エディターや設定画面が英語表記となり操作しづらい可能性があります。
また、フォントに関しても、日本語対応のフォントを選択できるかもポイントです。
海外製のツールを利用する場合は、これらを事前に確認するようにしましょう。
初心者でも使いやすいか
使いやすさも大切なポイントです。直感的に操作できるかどうかを確認するようにしましょう。特に高機能なツールの場合、その分操作も複雑になる可能性が高いため、宝の持ち腐れにせずに使いこなせるかがポイントです。
- 直感的に操作ができそうか
- チュートリアルやガイドが充実しているか
をしっかり確認したうえで、ツールを選定するのがおすすめです。
必要な機能が揃っているか
ホームページを制作する目的にあった機能が揃っているかも、注目すべきポイントのひとつです。たとえば、オンライン販売を行いたい場合は「決済機能」や「在庫・配送管理機能」、来店型ビジネスの場合は「予約システム」や「カレンダー機能」などが必要です。
また機能にくわえて、目的や業界・業種にあったテンプレートが用意されているかも、あわせて確認するとよいでしょう。
サポート体制が整っているか
AIに関わらずツールを利用する際は、サポート体制が充実してるかも重要なポイントです。
何かトラブルが発生した際にすぐに対応してくれる体制が整備されているか、チャットや電話など連絡の取りやすい手段が用意されているかなどを確認するようにしましょう。
AIでホームページを制作する際のコツ
オリジナルの画像を使用して独自性を高める
AIで生成された画像をそのまますべて使用してしまうと、どこかで見たことのあるサイトになってしまい、独自性やブランドイメージを充分に伝えることができません。商材・サービスやオフィス風景、社員の写真等のオリジナルの画像を使用し、ユーザーにメッセージやイメージがしっかり伝わるホームページになるようにしましょう。
SEOを意識してコンテンツを用意する
ホームページを起点に集客を強化するためには「SEO(検索エンジン最適化)※」が重要です。コンテンツ内に上位表示させたいキーワードを自然な形で入れるようにしましょう。
簡易的なSEO対策には自動で対応しているツールが大半ですが、対応範囲はツールによってまちまちなので、ツール導入検討時に確認すべきポイントのひとつです。
- SEOとは:検索エンジンでの表示順位を高めるために行う施策のこと
著作権やライセンス問題を考慮する
AIが学習したデータに著作物が含まれている場合、既存の著作物と類似しているコンテンツが生成され、著作権侵害となるリスクがあります。そのため、AIが生成したサイトをそのまま公開するのではなく、加工や編集を加え、独自性のあるコンテンツになるようにしましょう。
また、利用規約にて「商用利用の可否」や「ライセンス」について事前に確認することも大切です。
まとめ|ホームページ制作は目的にあったツール選定が大切
本記事では、AIに対応しているホームページ制作ツールをご紹介しました。ツールによって作成フローや、料金、付属機能はさまざまです。ホームページを作成する目的を事前に整理し、目的達成に繋がるツールを選定することが大切です。
また、AIを活用する際は、人の手で編集をくわえて独自性のあるサイトに仕上げること、著作権やライセンス問題などは事前に確認するようにしましょう。

